2005/05/08作成

すわりっこ改造・旧ロング脚 編

【 旧タイプボディも「すわりっこ」に… 】

旧13歳少女SDに引き続き、旧タイプの少女用ロング脚についても“すわりっこ改造”をしてみようと

思います。

旧タイプの少女用ロング脚は、旧スタンダードSD改造用のオプションパーツとして販売されていた他、

旧タイプの少年SDの標準脚としても採用されていましたが、おそらくSDの歴史上、最も関節性能の

低い脚パーツだったと思われます。

今回もまた非常に危険な改造をしています。同様の改造を試みる方は、自分の改造技量、使用する

工具、作業手順等を吟味した上、自己責任で改造を行って下さい。

旧タイプのロング脚です。

細長く美しい形状ですが、関節性能が著しく低い脚パーツでした。

膝関節については非常に不安定で、曲げた状態でも伸ばした状態でも常にグラグラとしており、ポーズが決まりません。

現状では、脚内部に針金を入れて「膝カックン」を防止していますが、針金を抜いてしまうとすぐに「膝カックン」が起きて自立できなくなってしまいます。

色々見比べてみると球体が小さ過ぎるために、球体と受け皿の間に隙間ができてしまっています。

これが不安定の原因だと思われます。
.


“すわりっこ改造”を行う前に膝関節についても改良を行うことにしました。

針金無しでも自立できるように改造してみます。

※ 針金が内蔵できるのであれば膝関節の改良は不要です。(針金の内蔵については別途後述)

→ 後

テンションゴムの通るスリットを拡張しました。

また、膝の球体関節をエポキシパテで右写真のように改造しました。

切断したり削ったりする作業に比べると、パテを盛りつける作業はやり直しが効くので気楽です。(^^)

「膝の裏側部分だけひとまわり大きな球体に作りなおした」ようなイメージです。

パテで作った出っ張りが膝の裏側にひっかかって関節がしっかりとロックされます。

改造前と比べると格段に安定性が向上しました。

軽く引っ張りながら曲げてあげれば関節は普通に動かせます。

曲げた場合でも、パテで作った球体部分が受け皿ときちんと接触する

ため、以前よりは関節の状態が安定してきました。

肌色に近いパテを使用した事、球体部分のみのパテ盛りで作業が

終了している事、塗装をしてもすぐに剥げてしまうと考えられる事から

球体部分には塗装等は行いませんでした。

言い訳的には「球体パーツは別パーツみたいなモノですから」とか

そんな感じです。(笑)
.


引き続き膝回転軸の製作を行います。

前回の旧13少女SDの“すわりっこ改造”と同様の作業です。

左写真のような固定台を作って作業をしたのですが〜〜 やはり微妙に切断ラインが曲がります。(^^;

このような改造では「いかに綺麗に切断するか!?」というのが最大のポイントでしょうね。

切り始めてしまったら後には戻れないので、やっぱり切るのはちょっと怖いです。

予定していたラインよりも少しずれてしまいましたが、綺麗に切断することができたので、このまま

頑張って作業を続けます。

切断面を紙ヤスリで平滑に整え、その後、ビニールチューブを使って切断したパーツを接続しました。

切断面が平滑になっていないと動かしたときに隙間ができてしまうので、とにかく切断面をできるだけ丁寧に仕上げるのが重要なポイントだと思われます。

ビニールチューブを挿入する軸穴については、接続に使うビニールチューブの外径(15mm)に合わせて、彫刻刀で削ったりパテを盛りつけたりして整えました。
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※ 針金の内蔵について

前回の旧13歳少女SDの“すわりっこ改造”では、回転軸穴の直径が10mmだったため、

膝関節強化のための針金を通すだけの余裕がありませんでした。

今回の回転軸穴は直径15mmあるため、テンションゴムと針金の両方を通すことができる様子です。

針金を通すことができるならば、膝関節の加工はしなくても良いのですが〜

こういったバランス的な事は、実際に改造してみないと判らないですね。うむむ…(^^;


組み立て終了です。

リスクの高い作業の割に、作業時間はそんなにかかりません。

組み立て後の外観です。どうでしょう? 自立性能にも特に影響は出ていません。

切断面が少し曲がってしまったため、膝を回転させると

太股が少し曲がったように見えてしまいます。

回転時の段差は2〜3mmぐらいでしょうか。

段差が少なくなるように回転軸を調節してみましたが、

やはり完全に段差を無くすのは難しいです。
.

肝心の“すわりっこ”ポーズはこんな感じです。

膝関節が90度ぐらいまでしか曲がらないため、

本当の“すわりっこ”ポーズには今一つ及びません。(^^;
.

膝関節の回転軸を利用したポーズ色々。やはり改造するとポーズの幅が広がります。(^^)

うーん… やはり本当は膝関節が90度以上曲がった方が楽しそうなんですけどね〜

その改造はすごく大変そうなんですもん。(^^;

膝関節が90度以上曲がるように本格的に改造するのはちょっと大変そうです。

後日、膝関節に関節強化のための針金を内蔵してみた所、ポーズ性能はちょとだけ向上しました。


<総括>

旧13少女SDに引き続き、今回は旧ロング脚の“すわりっこ改造”をやってみましたが〜

回転軸を設ける事でポーズの幅が広がるのは確かなのですが、旧タイプパーツは関節性能が非常に

低いので、頑張って改造をしても、やっぱり“すわりっこ”に追いつくのは難しい様子です。

お人形さんも日々コレ進化しているので、当然といえば当然なんですけど。

ただ、改造すれば無改造の状態では

不可能なポーズが取れるようになるのも

事実なので、改造のメリットとデメリットを

踏まえた上で挑戦するなら、楽しい改造

になると思われます。
.

コレの続きがあります。興味のある方はこちらを御覧下さいませ。

<以上>

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