2005/04/27作成

「すわりっこ」への改造

【 機能拡張! 】

いわゆる「すわりっこ」ボディの少女SDが2005年5月のドルパで限定販売されるようです。

通常タイプのSDでも十分に可愛らしいのですが、新しい機能によって、より可愛らしいポーズが取れる

というのはやはり魅力的です。

今回は〜 このような新製品の魅力に負けないよう、手持ちの(旧型の)SDの機能拡張ができないか?

〜とちょっと考えてみました。

今回は非常にリスクの高い改造をしています。同様の改造を試みる方は、自分の改造技量、使用する

工具、作業手順等を吟味した上、自己責任で改造を行って下さい。

今回のモデルは摩耶(旧13歳少女SD)です。

(この写真はかなり昔の写真ですが…)

旧13歳少女SDは関節がしっかりしているので座りポーズが安定しています。

一方で、関節に“遊び”が少なくて融通も効かないためポーズの幅にも限界があります。
.

「すわりっこボディ」では、座ったときに膝から下が外側に開くようなポーズになります。

ミニSDの「すわりっこボディ」の股関節を参考に考えると〜

左写真のように股関節の球体スリットを拡張すれば「すわりっこ」のポーズができるようになると思います。

しかし、このような加工は美観的に悪くなってしまいますし、関節強度も低くなってしまうでしょう。

正確に加工するのも難しそうです。
.

色々と考えた結果「人形撮展」様の改造例を参考に、膝に回転軸を設ける事にしました。

膝関節が左右に回転するようになれば、色々なポーズが取れるようになると思われます。

今回の太股切断という改造はかなりリスクの高い改造なので、慎重に作業を進めます。

関節のバランスをよく見て切断するラインを決め、鉛筆で下書きしました。(左写真)

道具や作業手順について慎重に検討した結果、できるだけ切断面を綺麗にするために、薄刃の

ノコギリを購入してきました。(右写真) 1500円ぐらいしましたが、適切な道具をつかえばそれだけ

リスクも少なくなるはずです。

万が一、切断に失敗した場合でも、切断面が綺麗ならばそれなりに修復できるような気がします。

んで〜

やはり道具が良かったのか?

割とあっさり切断できました。

鉛筆で下書きした線からはちょっとズレてしまいましたが、左右の脚で同じようなバランス切ることがでたので、なんとかなりそうです。

ノコギリで切断したので、切断面がちょっとデコボコしています。

切断面を紙ヤスリ(240番程度)で平滑になるように整えました。

太股の中はもう少し隙間があると思っていたのですが、思っていた以上に樹脂が充実しています。

本来なら、切断面の寸法をきちんと測って回転中心に穴を作り直すべきなのですが、

少し中心からズレているものの、ほぼ中心にゴムを通すための穴(直径10mm程度)が開いているので、

これをそのまま利用してみます。

実用に耐えないようだったら改めて加工を考えようと思います。

んで〜

とりあえず接続するための可動軸をビニールパイプで作ってみました。

たまたま直径15mm程度のビニールパイプが部屋に転がっていたので、それを左図のように

縦に切り詰めて、太股の直径10mmの穴にフィットするように調節しました。

…調節したと言うか(笑) 実際には穴にネジ込めるぐらいの太さに切り詰めただけなんですけど。(笑)

ビニールパイプは柔らかい素材なので、多少の誤差は吸収してくれそうです。

またハサミで簡単に加工できるのも魅力的です。


ビニールパイプで包むような感じでテンションゴムを通して、再度、組立を行いました。

ここまでの所要時間は1時間ぐらいです。

切断個所の拡大写真です。

個人的には切断個所はそんなに気になりません。

切ってくっつけただけなので、当然と言えば当然かもしれませんけど。(^^;
.

しかし〜 膝を回転させると多少の段差が出てしまいます。

向かって右側の段差は個人的には許容範囲ですが、向かって左側の段差は2〜3mm程度あり、ちょっと目立ちます。

軸穴を調節して段差の軽減を試みます。
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回転軸のズレ具合を確認しつつ、彫刻刀で削ったりエポキシパテを盛ったりして穴の位置を2mm程度

変更しました。左写真の赤丸が元々の穴、青丸が変更後です。

結果、右写真のように回転時の段差を少しだけ軽減することができました。

元々が楕円形の個所を切断したので、回転時の段差を完全に無くすのは難しいかもしれません。

今回のような改造を行ってもポーズがきちんと決まるのは、旧13少女SDの関節性能が基本的に

しっかりしているからだと思われます。

自立性能には全く影響が出ていませんし「すわりっこ」のポーズもきちんと取ることができます。

可動軸をビニールパイプとしたためか、膝の横回転には適度な“粘り”があって安定感があります。

思いつきで作業している割には良い感じです。(^^;

回転軸があるおかげで、すわりっこポーズ以外にも色々とポーズをつけて楽しむことができそうです。

右の写真はちょっとグロテスクな(人間ではありえない)ポーズですが、コンパクトに収めることが

できるのでSDをカバンに入れて運ぶ時などに、便利なポーズかもしれません。


<総括>

太股を切断するというのは、かなりリスクの高い改造だと思います。

成功すれば非常に効果的なのですが〜 改造するに当たっては自分の技量に合った作業方法や道具等

を十分に考慮する必要があるとおもいます。

できるだけ正確かつ綺麗に太股を切断するのが改造のポイントだと思うのですが、やっぱりちょっと難しいかもしれません。

今回は「なんとなく作業を進めて、たまたま上手く行った。」という感じでしょう。とにかく無事に完成できてなによりです。(^^;

今回の改造を行うと、膝関節に針金を入れて補強するのがちょっと難しくなります。

自立のために針金を使って関節強化しているSDについては、もうちょっと違うアプローチが必要かもしれません。

<以上>

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