2003/07/24 作成

スミカの再メイク

【 もしかして最古参のメイクなのかしらん? 】

MSDのスミカについては2001年10月のお迎え以来、2003年7月の現在に至るまで、メイクの変更も

ボディの分解清掃も行ってきませんでした。

スミカのメイクは(当時の虎目としては)かなり出来映えの良いメイクで、この2年間、変更する必要を感じ

なかったのですが、さすがに2年近く経過すると汚れやメイクの欠損(傷)が目立つようになってきました。

また、最近、メイクの趣味嗜好が「薄味」に変化してきたこともあり思いきって再メイクをすることにしました。

ボディについても状況は似たり寄ったりで、汚れがかなり目立つようになってきていたので、こちらは分解

して清掃することにしました。

はてさて、2年振りのMSDのエステ〜 どうなる事でしょう?(^^;

<再エステ直前>

再メイク直前のスミカです。

かなり濃い味のパステル塗装が施されています。

ウィッグはアイボリー系なのに、睫毛はダーク系のものを使用してますね。

当時は何を考えて睫毛を選択したんだったか?(笑)

写真では判りませんが、ヘッド&ボディが全体的に汚れてしまって少し黒ずんでいます。

ボディについては、全体的な汚れ以外に衣装からの色映りが数ヶ所あります。

<分解>

哀れ〜〜 バラバラのスミカです。(^^;

脚部については足首からテンションゴムを外し、腕についてはテンションゴムの結び目を胴体から

引きずり出して解きました。

解くのがちょっと大変でした。テンションゴムは組立て当初よりも少し緩くなっているようです。

経年変化で少し伸びてしまったのかもしれません。

最初のエステのときに確実に接着しなかったためか、胴体内部のテンションゴムのガイド(右写真)の

位置が、かなりずれていました。

これは接着しなおさないといけません。

また、関節各所からは無発泡ウレタンの細かい粉がポロポロと出てきました。動かしている間に削れた

樹脂のカスがちょっと溜まっていたみたいです。

<洗浄>

ボディ&ヘッドはトップコートでコーティングしてあるので、それをシンナーで落しました。

シンナーに漬けるようにして歯ブラシ等でゴシゴシとこするとコーティングは落ちるのですがメイクが頑固に

こびりついてしまっていて、なかなか落ちません。

最終的には1000番程度の耐水ペーパーで全身を磨くことになってしまいました。

SDはただ飾って置いておくだけのお人形さんではないので、1〜2年に1回ぐらいはメンテナンスをして

あげた方が良いように思います。

再エステの事を考えるならコーティングはしない方が良いと思います。

コーティングを落すのは本当に大変です。(T_T)

<黄変について>

“SDの樹脂は時間が経つと黄色く変色してしまう”という話をよく聞きます。

2001年の中頃までは「黄変を抑止するためにはコーティングをするのが良い。」と言われていましたが

現在ではそういった話はあまり聞かなくなってしまいました。

実際、どうなんでしょうね?

今回のスミカのエステで表面を軽く削ってみたのですが、いわゆる黄変と言われるような樹脂の変色は

ほとんど確認できませんでした。

削る前も、削った後もほとんど同じ色です。

以前、余所様のコーティングしていないSD(やはり2年ぐらい経過したモノ)のエステをした時には、

かなりの変色が見られました。

変色の度合いに違いが出たのは、SDが置かれている環境の違いなのかもしれませんが、もしかしたら

コーティングは黄変の防止に有効なのかもしれません。

でも、もしコーティングで黄変が防止できるとしてもコーティングの表面が汚れて劣化してしまう事は

防止できないので、シンナーで洗い落とすか表面を削るかしないと綺麗にならないと思われるのです。

結局、綺麗にするためには同じような作業をしなくてはならないみたいです。

いや、シンナー洗浄しなければならない分だけコーティングしてある方が大変かもしれません。

<メイク落し完了>

とりあえず、ダダダーとシンナー洗浄&ペーパー掛けを行い、速攻で組み上げてしまいました。

テンションゴムはこれまで使っていた物をそのまま再使用しました。テンションが少し緩いような

気がしたので、腕用ゴムと脚用ゴムをそれぞれ10cmぐらい短縮しました。

所用時間、わずかに3時間!!(笑)

ドールアイは従来の16mmから18mm(パープル)に変更しました。

メイクを落し、ドールアイも変更するとかなりイメージが変わりますね〜 面白い。(^^)

今回のメイクでは少年っぽい雰囲気を目指してみようと考えています。

<ヘッドについて>

ヘッドの内部です。

特に改造しなくても18mmのドールアイが収まるのですが、まぶたとドールアイの間に若干の隙間が

できてしまうようです。

頭内部のドールアイが納まる窪みを少し削って隙間が小さくなるように調整しました。

頭のお皿(右パーツ)の中央にある仕切り状の物は、最近のMSDには無いみたいですので、

切り落としてしまおうと思います。

<頭部の改造>

アイホールの形を少しシャープに削ったり、お皿のガタツキを解消するためにヘッドとお皿の隙間に

パテを盛りつけて調整しました。

MSDのヘッドはポリキャップを利用して固定するようになっているのですが、固定する力が弱いために

非常に外れやすくなっています。

これまでは頭のお皿が脱落するのを防止するために、外側からテープ等で固定していたのですが、

外見的にあまり格好良くありません。

ポリキャップが収まる穴を少し加工してみたのですが、固定力の強化はあまり望めないようです。

そこで今回は右図のようなフックを頭の中に新設して、輪ゴムを使って頭のお皿を固定する方式に

変更する事にしました。

エポキシパテを使って頭の内部に新設したお皿固定用フックです。

かなりアバウトな造作ですが、実用的には問題ありません。

このように輪ゴムを引っ掛けて使用します。かなりしっかりと固定されます。

ただ、ゴムを通すのが少々厄介なので、針金で右写真のような専用ゴム引きを作ってみました。

普通サイズのSDのお皿に輪ゴムを通すのにも利用できるので1つあると便利です。

<メイク>

最近のエステで溜まった付け睫毛の残骸達です。

今回はコレを継ぎ足して使っちゃいました。(爆)

とりあえず両面テープで付け睫毛を仮接着。

水で少し薄くした木工ボンドを睫毛の根本に塗って本接着。

リキテックスでメイクを施しました。パステル等による陰影塗装は行いません。

リキテックスはペインティングメディウムでかなり薄くして、重ね塗りをして色を出しています。

<完成?>

イメージが掴めないので、ボディに装着してウィッグを被せてみました。

比較のため、再エステ前の写真を改めて掲載してみましょう。(^^;

う〜ん… どうでしょう?

今回のエステでは、アイホールを少しシャープに削ったりもしているのですが、少年と少女の中間ぐらいの

イメージになりましたでしょうか?

難しいですねぇ…(^^;

とりあえず、そんなに悪くないと思うので、しばらくコレで行ってみようと思います。

コーティングをしていないので、後でメイクを直すのも簡単です。気楽で良いです。(^^)

<再エステで手持のSDは生まれ変わるのか?>

最近はもの凄く早いペースで新型のSDが発表されています。

新製品が出てSDの世界が活気付くのは歓迎なのですが、新しいSD達が魅力的だからと言って、

新製品が発表される度に、それをお迎えするという訳にも行きません。

一方、旧式になりつつある手元のSD達については、確かに愛着もあれば愛情もあるのですが、

世の流れに取り残されていとでも言うのでしょうか、新型が出るたびにちょっとづつ魅力が薄れていく

ような気がしない訳でもありません。

世間を賑わすお迎えラッシュを脇目で見つつ、手持のSDの魅力を新たに何か引き出す方法が

無いものか〜 と、最近はよく考えてました。

メイクを直すという作業は、少々手間のかかる作業ですが、ちょっと飽きてしまったのかもしれない

手持のSDの新しい魅力を発見するためには非常に良い方法だと思います。

最近のSD達は最初から綺麗なメイクが施されているの

で、その“出来映えの良いメイク”を落すのはちょっと勇気

が必要かもしれません。

最初は上手にできないかもしれませんが、何度も作業を

繰り返していくうちに確実に上達するはずです。

たくさんの人形に埋もれて行くのも一つの幸せかもしれま

せんが、できれば1体1体のお人形さんをできるだけ末永く

可愛がってあげたいですものね。

(^^)

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