DPボディの改造
改造のために人形を分解・切断している写真が掲載されています。
そのような写真が苦手な方は閲覧を控えてください。
[ 06/01/07 分解編 ]
1/6ドールのボディの改造実験を始めました。

今回の犠牲者は〜 ドルフィープラス01ヘッドと一緒に販売されているDP専用ボディです。

いきなりバラバラです。
今回の改造は色々と試してみるのが目的なので、改造の結果、ドール素体がスペックアップするとは限りません。

例えばこんな感じ。
旧式の二重関節パーツを別パーツに置き換えるとか、そーゆー事をやってみます。
美観を重視しないので、黒いポリ関節とか普通に使います。

ボディを切断する箇所に鉛筆で下書きをしました。
元々、みぞおち部分が稼動するボディでしたが、更に下腹部と首に可動箇所を増設します。

乳房の横側面の形状が気に入らなかったので少しだけ整形します。
また肩の張り出しが大きすぎて、肩関節に干渉するので4mm程度削り落とします。

足首関節です。
DP専用ボディは(デザイン的にはちょっと古いですが)全体的に良くできているボディなのですが、この足首パーツだけは非常に不安定で良くありませんでした。
これも今回の改造でポリ関節に置き換えてみます。

切断完了です。模型用の精密ノコギリでかなり強引に切断しました。

切断箇所が上手く機能すれば、こんな風に体育座りができるかもしれません。

腰パーツは接着剤でしっかりと接着されていて分解がかなり大変でした。
内側からニッパー等で切り崩して壊すようにして分解しました。
股関節はDMユニット(ボークス新製品の球体関節)に置き換えます。

DMユニットですが、普通に組み合わせると異状に硬いです。
がっちり組み合わさってしまってほとんど動きません。 外見は良いんですけどね〜(^^;
そのままでは使い物にならないので、球体内部にある摩擦力を発生させる部分をカッターで削って関節の硬さを調節しました。
オビツボディみたいに適度な関節の硬さってのは、やっぱり難しいんですかねぇ…

とりあえず分割作業終了です。
肩関節は本当にしっかり出来ているので、何か別のパーツに置き換えるべきか? まだちょっと検討しています。
他の各関節にどのような関節パーツを使用するかについて検討終了しました。
今後、パテ盛りで関節パーツを固定する作業となります。
[ 06/01/10 DMジョイント編 ]
ボークス製DMユニットについて少し書こうと思います。
ボークス新製品のDMユニットなのですが、ちょっと厄介というか、微妙な感じの関節パーツです。

拡大写真です。
黄色矢印:球体関節内で摩擦を発生させる部分。
赤色矢印:球体の回転軸。
青色マル:球体から出ている軸を受けるポリキャップ。
一見して非常に出来映えの良さそうな関節パーツなのですが、実際に組み合わせると、オス・メスの関節パーツがガッチリとくっついてしまって関節がなめらかに動きませんでした。
安易に合体させると分解も困難になります。
製造ロットによる加工精度の違いもあると思いますが、軽く組み合わせてみてスムーズに可動しない場合には何らかの調整が必要と思われます。

今回は、上図のように摩擦力を発生させる部分のギザギザの下半分をカッターで軽く削りました。
様子を見ながら少しづつ削っていくと、少しづつスムーズ(というか普通)に動くようになる様子です。
また、球体関節中心の回転軸を通す穴が非常にきつい場合があるので、ドリルで一回り大きく穴を広げました。
DMジョイントは微調整を行えばポーズ保持力の高い優秀な関節パーツになるのですが、ちょっと扱いが難しいかもしれませんね。(^^ゞ
[ 06/01/14 問題発生編 ]
黙々と地味な作業を続けております。
パテを盛って〜 削って〜 また盛って〜 の繰り返しです。

ボディを切り開いた状態です。切断箇所の処理や各種関節パーツの取付けを進めています。

ボディは3分割の可動式にします。
ポリキャップ等による可動も考えたのですが動作が不自然になりそうなので、球体関節人形と同様の構造にすることにしました。
赤いラインのようにテンションゴムを通します。

諸々の微調整を済ませた状態です。組み立てれば完成です。

首→胸郭→腹部→腰 と順番にテンションゴムを通して組み立てます。

股関節用のDMジョイントを固定するためのポリキャップです。
可動性を高くするためにポリキャップを斜めに固定してみました。

太股側も同様にポリキャップでDMジョイントを受けています。
こちらも太股に対して少し角度をつけみました。

完成〜 とりあえず体育座りができます。おぉ〜(^^)

首の可動範囲です。可動箇所が2箇所あるので表情豊かに動いてくれそうです。

頭部はこんな感じになってます。どーゆー状況か?って言葉で説明するのも難しいんですが〜(^^;
とりあえず頭の付け根にポリ製ボールジョイントが入ってます。

やっと完成?
確認のためにあちこちの関節を動かしていたら、膝関節に使用したポリ製関節パーツがブッチリと切れてしまいました。
…どうやら市販のポリ製2重関節パーツでは強度不足の様子です。
作りなおさなければなりませんね。
うむ〜(T_T)
[ 06/01/17 敗退編 ]
膝関節に使用したポリ製パーツが耐久力不足でちぎれてしまったので、膝関節をDMジョイントに置き換えることにしました。

こんな感じでDMジョイントを使用します。

かなり大胆に脚部を切断してDMジョイントを組み付けました。

見た目は悪いですが〜(^^; 一応、きちんと動いてくれるようです。
耐久力的にも問題ありません。

ん〜 ちょっと動き過ぎですねぇ(^^;
関節の動きをおさえるようなモノを膝頭に作ってあげる必要があるようです。

DMジョイントを取りつけるために切断した破片をもうちいど接着してみました。
膝頭の上半分は切断作業中に粉砕してしまったので〜 復旧不能でした。
う〜〜む〜〜(^^ゞ ちょっとダメっぽいですね。

改造に改造を重ねると、ボディ各所のバランスが狂ってくるので改造すればするほど妙な感じになってしまうようです。
改造すればあちこち動くようになるのですが、それが良い選択なのか?と言えば難しいところだと思います。
また、ボークス製1/6ドールでは十分に可動するボディ(写真右)が販売されているので、人間と同等の可動範囲を人形に求めるなら、改造するよりもこちらのお人形さんを購入する方が賢明かもしれません。
デザイン的には気に入っているけど可動性能がイマイチ〜 というようなお人形さんを部分的に改造する方が良いんでしょうね。
ボークス製のDMジョイントはなかなか良い感じでした。かなり使える材料だと思います。
組みたてる際にちょとだけ微調整が必要でけど〜(^^;
色々といじってみて勉強にはなったのですが〜 今回のDPボディの改造は事例としては失敗だと思われます。
うむ〜(T_T)
[ 06/01/17 おまけで爆乳改造編 ]
DP用ボディ改造が不調に終ったのでもうちょっと別の改造実験をしてみました。
今回の改造は所要時間30分です。(^^;

今回は単純に膝と肘の関節パーツの交換を試みます。

DMジョイント(2重関節パーツ)を使用します。
DMジョイント付属のポリキャップ(?)を関節軸に装着します。

元々、腕や脚には関節パーツを固定するための穴が空いていますが、DMジョイントの関節軸とは穴の直径が違います。
DMジョイントをそのまま挿入しても固定されないので、ビニールパイプの切れ端を押しこんで隙間を調節します。

写真上が元々の関節パーツ。写真下がDMジョイント。
DMジョイントを使うと少しだけ脚が少し長くなってしまいますが、2重関節に置き換えることで正座などできるようになり、ポーズの幅がかなり広がります。

肘パーツもDMジョイントに交換しました。(左側)
こちらも腕がちょっとだけ長くなりますが、可動範囲はかなり拡大します。

んで、完成。 少し手足が長くなりましたが安定して自立もできます。
所要時間は30分ぐらいでした。
DPボディの改造と比べるとかなりお手軽な改造ですが〜(^^;
作業の手間隙が少ないので効率的な改造と言えるかもしれません。
[ 06/01/28 既存関節微調整編 ]
ボディを1つ犠牲にして色々と弄りまわした結果〜
「可動性能を向上させるためにはデフォルトの関節を微調整して改良するのが一番良い!」という事が判りました。

膝の裏側を上写真のように削ってます。
また、スペーサー(=薄く切ったビニールパイプ)を入れて関節パーツと脚パーツの間に少し隙間ができるようにしています。

この改造で膝関節がこれぐらいの角度まで曲がるようになります。
90度ぐらいしか曲がらなかった頃に比べると、選択できるポーズの幅が格段に広がります。

構造が良く似ているこちらのボディでも試してみましょう。
Who's That Girl と同型のボディです。

こちらも膝の裏側を同様に削りました。
簡単な改造ですが、元々90度ぐらいしか曲がらなかった関節が↑これぐらいの角度まで曲がるようになります。

んで、こんなポーズも取れるようになりました。
改造をしてもオビツの1/6素体より可動範囲&安定性は低いんですけどね〜(^^;
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